8/5-6「ふたば未来ワークショップ」
8月5日-6日は、昨年度に引き続き開催の「ふたば未来ワークショップ」でした。福島県浜通りの双葉郡8町村の未来について考えるワークショップで、福島県内の高校生15名が参加しました。千葉大学からは7名のファシリテーターを連れて行きました。今年は国際教養学部の実習授業生が参加しました。
初日は、アイスブレイクをやった後、サイトツアーで、震災伝承館、震災遺構の請戸小学校、大平山霊園、棚塩産業団地を回りました。復興に携わる方からお話を伺った後、ホテルでチームビルディング(マシュマロチャレンジ)、振り返りをしました。
二日目は、未来ワークショップでした。ただ、人口の将来予測に基づく未来カルテの対象外の地域なので、データに基づいた復興状況を伝えて、項目ごとに議論を重ねる方法を採用しました。昼には、浅野撚糸の工場見学も行いました。岐阜に本社がある会社が復興のために双葉に新工場を建てたところです。午後の提言では、ロボットなどを活かした大学を新設すること、インドなどと交換留学を始めること、農機と農地を移住者に提供することなど、さまざまな提言がなされました。
これで双葉地域での未来ワークショップは3年目になります。いいプログラムだと思いますので、参加者がもう少し増えればいいなと思います。
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